カンボジアのシェリムアップにあるアンコールワットの一角で、橙色の袈裟に身を包んでいる9人の修行僧たち。まだあどけない表情の残る少年たちであるが、彼らもまた具足戒と呼ばれる仏教の戒めを順守して日々修行に励んでいる。特徴的な戒めとして、彼らは女性に触れても触れられてもいけないということがある。女性との接触があると、独身であることや禁欲を意味する「不淫」という戒めに反してしまい、修行をやり直さなければいけなくなってしまう。
我々も、観光客として彼らを見かける際には気を付ける必要があるのかもしれない。
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(写真:Tang Yan Song / Shutterstock.com)