2001年6月、アメリカにあるワイオミング大学の学生8人が、同大学の飲酒していた学生の運転する車に轢かれ、亡くなった。この写真はその痛ましい事故を忘れない為のメモリアルである。
各国での規制が厳しくなる一方で、被害者が後を立たない飲酒運転事故。アルコールに身体的被害があることは周知されているものの、その社会的被害に関しては見逃されがちである。規制の手はいつになればこれ以上の被害者を産まないところにまで及ぶのだろうか。
アルコールについてもっと知る→「アルコールはなぜ規制されないのか」
(写真:Greg Younger / Flickr [CC BY-SA 2.0])
宿泊施設で勤務しているが、利用客のほとんどが平然と飲酒運転をして帰る実態を目の当たりにしている。
都会より地方に行けば行くほど日本人の遵法意識は薄れていく傾向があるようだ。
自動車への呼気アルコール度数センサーの搭載を義務付けるなど、そこまでしない限り、人間の自由意思に反して飲酒運転を無くす事は不可能だと思う。