正月の祝い方は、国によって様々である。西暦の1月1日を正月として祝う国が多数だが、中華圏では旧暦の正月(1月下旬~2月上旬)を春節と呼び、祝う。しかしながら、タイには正月を祝う機会が3回あるのをご存知だろうか。前述の2つの正月に加え、4月に「ソンクラーン」と呼ばれるタイの旧正月があるのだ。ソンクラーンは一番盛大に祝われる。年長者などの手に水を掛けてお清めをする伝統的な風習が、現代では街中で人々が水を掛け合って楽しむ盛大なお祭りとなり、ソンクラーンの時期に多くの観光客が訪れている。
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(写真:dominique cappronnier / Flickr [CC BY-NC-ND 2.0])