砂地にたたずむ教会。誰もいない、静かな場所である。
ここはアンゴラの南西部に位置するティグレス島。かつてはアンゴラと陸続きの半島で、漁村として栄えていた。しかし1962年の大きな嵐の影響で陸地と切り離され、飲み水の供給が途絶えてしまった。その後、アンゴラで起きていた紛争の影響も相まって住民は去り、現在は無人島となっている。
教会の他にも学校や住居がそのまま残っており、ゴーストタウンと化したこの島は観光地としても知られている。
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(写真:juls26 / Pixabay)