ここはケニアのボゴリア湖。湖をピンク色に染めているのはフラミンゴの大群である。6月の雨季を過ぎると、毎年100万羽以上のフラミンゴが飛来し湖岸を埋め尽くす。
ボゴリア湖は一般的に動物が暮らしにくいアルカリ性の塩湖であるが、フラミンゴはこの藻類が大量に繁殖した環境を好む。水辺でフラミンゴが片足で立っているのはアルカリ性の水に耐えるためとも言われている。
さらに、群れを成して行動するフラミンゴが一斉に飛び立ち、空をピンク色に染める光景には言葉にできない感動が待っているだろう。
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(写真:Darwin's Jackal / Flickr [CC BY-NC-ND 2.0])