日本のためになっていない国際報道の現状

ヴァージル・ホーキンス Virgil Hawkins

役職:プロジェクトマネジャー / 大阪大学大学院国際公共政策研究科 教授、南アフリカ フリーステート大学 客員教授 / 専門:国際政治(特にアフリカ)、メディア学

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7 レスポンス

  1. さそり より:

    自国ファーストの報道が、結果的に自国の首を絞めることになるというのが大変興味深かった。改めて偏った報道はすべきでないと感じたし、世界を包括的に理解することが問題解決や改善につながるのだと思った。

  2. メディア より:

    グローバル化に伴って他人事とみなせる問題や事象がなくなってきていることを改めて認識できました。報道側が関心を「作っていく」立場となって情報を発信していってほしいと感じました。

  3. 匿名 より:

    10%は少ないだの偏ってるだのと文句垂れる事は誰でも出来る。では何%なら君は満足するのか。NYTを例に出したが、そのNYTは何ページを国際面に当てているのか。

    “そういった意味でも国際報道の充実は、政治家、各省庁や地方自治体、各種の企業、教育研究機関、医療機関、NGOなど様々な立場の人たちに裨益する。”
    日本人の精神が内向きになっている。テレビ局に聞いてみればいい。テレビの視聴率は1分単位で出る。海外ニュースになれば、視聴率はどうなるのか。それを知った時、はたしてそんなきれい事が言えるかな?フフフ♡✧。(⋈◍>◡<◍)。✧♡
    もちろんどうやって興味を引かせるかという視点もあるだろうが、そもそも新聞の購読者数は減り続けているわけでね。もっとも少子化で内需が崩壊して外需に頼らざるを得なくなるんだから新聞読んどけよ、という話なら理解する。

  4. より:

    報道が抱える問題に対して関心がない人に関心を抱いてもらうには、「関心を持つことは日本や自分にとってもメリットがあることなんだよ」と言うことは非常に有効だと思います。むしろ、正義を説いても有効ではないでしょう。

  5. ぽー より:

    国際報道の少なさ、アンバランスさは情報を受け取る側の私たちに対して不利益があるように感じました。そしてそれを理解したうえで、私たちも情報を受け取る必要があると思いました。

  6. みにめ より:

    世界を知ることは、日本を知ることだと感じました。よく言われる、日本人の”平和ボケ”にも繋がっているのだと思います。

  7. 外交のあべぴょん より:

    日本の国際面は米中に偏っていると筆者は批判しています。そして、それは日本の国際的な影響力を下げている。ニューヨークタイムズの国際面において日本は1%しか割かれていない。では米国は日本に対して影響力を持っていないのだろうか。なぜニューヨークタイムズは偏りがあってもよく、日本紙は駄目なのだろう。

    このように1つ1つの主張・事実を読むと、矛盾や疑問に気づく事はたやすい。しかし文章にした途端、それが分かりにくくなってしまう。それを補うのは、英語……ではなく、読解力であります。なぜ筆者がこの記事を書いたのか。それは日本を下げるため?それともマスメディアに対してマウントをとるため?

    他にも指摘したい点は多数ありますが、長くなるためここまでとします。なぜ日本の国際的な影響力は小さいのか。それは日本の外交はなぜうまくいかないのか、と言い換える事も出来ます。それは当然ながら国主である私に責任があるわけですが、外交官の問題を指摘させてもらえば、明らかに読解力が足りないからでしょう。読解力があれば、この矛盾や論点の本質に気づき、そして筆者の意図の邪推まで出来るわけです。先述の通り、新聞のせいではありません。情報量0のコメントをしている諸君も反省すべきです。この論点の本質を突く私の論法は、日本の主食から名を取り、「ご飯論法(rice logic)」と呼ばれています。みなさまも本質を見抜き、はぐらかさずに生きましょう。
    ※第一段落はwhataboutismにはあたらない事を明記しておきます。

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