気候変動に関する報道を促す報道機関自体による運動、「気候報道を今」(Covering Climate Now)。人類が直面するこの深刻な問題に対して、運動のパートナー機関が集中的に報道量を増やす「気候報道ウィーク」が再び始まる。2021年4月12日〜22日の間、著作権を免除し、世界各地で400以上にも上るパートナー機関が積極的に報道のコンテンツをシェアしながら、普段よりさらに様々な観点から気候変動にフォーカスしていく。2019年からスタートしたこの運動は第4回目のキャンペーンとなる。
GNVは当初からパートナー機関として参加しており、今回も独自の記事、パートナー機関の記事をGNVが日本語に翻訳したもの、ポッドキャストなどを通じて集中的に発信を行う予定である。
また、今回のキャンペーン・ウィークに「気候危機を生きる」という共有テーマが設けられている。報道機関が一方的に情報を提供するだけではなく、読者・視聴者が自身の生活や活動において実感している気候変動の影響について自ら積極的に発信していくことも促している。GNVの読者もぜひ、#ClimateEmergencyWeekというハッシュタグを付けた上で、SNSなどで自身の体験や思いを発信していただく事を願う。