
調理用の薪を運びながら、カメラに向かって笑顔を見せる女性。薪の量からして、たくさん料理を作る予定なのだろうか。
この写真が撮られたのはアフリカ西部に位置するカメルーンだが、写真に写る彼女自身は、隣国の中央アフリカ共和国出身の難民である。1960年のフランスからの独立以来、中央アフリカ共和国は政情不安の状態が続いており、クーデターや紛争が絶えない。紛争や暴力などのために、2025年現在でも、国民の5人に1人が国内または国外での避難を余儀なくされている。
中央アフリカ共和国についてもっと知る→「中央アフリカ共和国:再発した紛争の実態は?」
カメルーンについてもっと知る→「揺らぐ『安定』の国:カメルーン」
(写真:CIFOR-ICRAF / Flickr [CC BY-NC-ND 2.0])




















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