部屋の中央に大きく盛られたこの料理はサマエバジという、ネパールで愛される伝統料理である。コースの前菜として食されることが多く、祭典や宗教的な行事、家族の集まり等の際に振舞われる。
サマエバジは、チウラ(玄米を平たく潰したもの)、サマエ(ポン菓子)、チョエラ(バッファローの焼肉)、ゆで卵など様々な材料で構成されており、幸運、幸福、長寿を祈って食される。ネパールを訪れたら、ぜひ一度は食べてみたい品だ。
ネパールについてもっと知る→「ネパールに巣喰う人身売買の闇」
(写真:Iryna Hromotska / Shutterstock)