故郷の写真

執筆者 | 2025年11月1日 | ICHIMAI World

この写真は、2015年に撮影されたもので、シリアでの武力紛争から逃れた一人の難民を写している。撮影地は隣国ヨルダンであり、彼は国際移住機関(IOM)の支援を受け、カナダへの再定住のため空港へ向かう途中だった。彼はIOMの職員に、スマートフォンに保存された故郷ハマの写真を見せている。そこは、紛争によって彼が離れざるを得なかった場所である。

スマートフォン技術は長年にわたり、難民や移民にとって重要なツールとなってきた。旅の途中でどの経路を取るか判断する際や、目的地に到達するため、あるいは到着後の生活に必要な情報を得る際に役立っている。

しかし、スマートフォンは情報手段としてだけでなく、精神的な支えという面でも重要な役割を果たしている。それは、故郷に残る家族や友人、あるいは別の場所へ移動した親しい人々と連絡を取り続けるための欠かせない手段となっている。

 

移民が利用する技術についてもっと知る→「労働移民におけるデジタルツールの役割:北アフリカの事例

難民問題についてもっと知る→「難民は本当に負担?:知られざる好影響とは

シリアについてもっと知る→「シリア:拡大する人道危機

 

(写真:IOM – UN Migration / Flickr [CC BY-NC-ND 2.0])

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