GNVニュース 2025年2月2日
2025年1月29日、マリ・ブルキナファソ・ニジェールの3か国が西アフリカの地域機構である西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)から撤退することが正式に成立した。
西アフリカでは、主にサヘル地域における過激派武装勢力の台頭により治安上の課題が増大し、2020年から2023年にかけて、マリ、ブルキナファソ、ニジェールで軍事クーデターが発生した。2023年のニジェールのクーデター後、ECOWASによる国境閉鎖や資金凍結などの制裁を非人道的だとしてマリとブルキナファソは非難し、ブルキナファソ、マリ、ニジェールの3カ国は、独自の組織であるサヘル諸国同盟(AES)を結成し、2024年1月にECOWASからの脱退を宣言していた。離脱が成立するまでの過程で経済的な罰則や西側諸国政府からの外交的圧力があり、それ以来、サヘル3か国の軍事政権とECOWASとの間には緊張関係が続いていた。また、同機関による過激派勢力の攻撃などへの対処における問題やフランス等の西側諸国による影響下に置かれていることへの不満も、離脱を後押しする大きな要因となった。
この3か国は、離脱を発表した日から合同軍事部隊を編成するなど地域統合・軍事協力に向けて取り組みを進めており、AES共通のパスポートの発行も発表している。
西アフリカについてもっと知る→「西アフリカの国際関係」https://globalnewsview.org/archives/987491480
ブルキナファソについてもっと知る→「ブルキナファソで何が起きているのか?」https://globalnewsview.org/archives/22217






















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