ここはカンボジア、シェムリアップ。
地元の人々の足となる主な交通手段は、バイクタクシーやトゥクトゥクだ。
トゥクトゥクとは三輪バイクのことだが、タイなどで普及しているものとは違い、カンボジアではバイクがリヤカーを牽くスタイルが主流。
1980年代に物資がない中、考えだされた独特の乗り物だという。
狭い所やデコボコ道が得意なトゥクトゥクも、広い道でのスピードの遅さやそれほど安価ではないなどの短所がある。
経済成長に伴った自動車の普及に押され、その姿も減ってしまうのだろうか。
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(写真: DenisShumov/Shutterstock.com)