エメラルドグリーンに輝く「ビマ・シンクホール」。
ここは中東の国オマーン。ハウィヤット・ナジム公園の中に位置している。
このシンクホールの大きさは横幅約40m、深さ約20m。
底にたまった水は淡水と海水が混ざっているため、エメラルドグリーンに輝いている。
このビマ・シンクホールは観光地としても有名で実際に入って泳ぐこともできる。魚も生息しているようだ。
穴の底は溶けやすい石灰石や炭酸塩などの岩からできている。そのため地理学的にはこうした岩が地下水に浸食されて形成された穴であるとされている。しかし、現地の人々の間では隕石が落ちてできた穴と言われている。そのため「ハウィヤット・ナジム公園」は現地では「流星公園」と言われている。
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(写真:Araya Gerabun / Shutterstock)