マレーシアの結婚式では、5,000年前以上に誕生したといわれるヘナタトゥーが施されることがある。
ヘナとは、一定期間が経つと消える染料で、本場インドでも結婚式やヒンドゥー教の祭典の際に使われることが多い。
タトゥーの色が濃ければ濃いほど、結婚生活がより盤石になると言い伝えられている。
模様ごとに秘められた意味も異なる。白鳥のタトゥーは成功と美を、蓮の花はヒンドゥー教のヴィシュヌ神とブラフマー神に関連しており、永続性と高潔さを表している。
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(写真:Karina Noriega / Flickr [CC BY-NC 2.0])