犬の祭り「ククル・ティハール」をご存じだろうか。ヒンドゥー教で神の使いとされる犬を祝福するために、ネパールで年に一度開かれる祭典である。
この日は飼い犬だけでなく、警察犬や野良犬も分け隔てなくマリーゴールドの首飾り「マラ」を身に付け、額には「ティカ」と呼ばれる赤い粉を付ける。そして人々は、犬への感謝の気持ちを込めて、ご馳走を振る舞う。犬が主役のこの日だけは、犬がいたずらしても怒らないのだという。
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(写真:Animal People Forum / Flickr [CC BY-NC 2.0])