
これは、中南米のホンジュラスの果物屋で撮られた写真である。写真の左半分に積み上げられたバナナをはじめ、リンゴやブドウなど様々な果物が店先に並ぶ。ホンジュラスでは人口の7割ほどが農業で生計を立てており、バナナやコーヒーなどが主な生産品だ。その多くはアメリカに輸出されている。
ホンジュラスはいわゆる「バナナ共和国」と呼ばれるような、特定の商品の輸出収入にのみ経済が依存している国である。19世紀末ごろから、アメリカ資本の企業がホンジュラスでたくさんの土地を所有し、生産から流通までの支配・労働者搾取を行ってきた。政治をも動かしうる外資企業の存在が、今日に至るまでのホンジュラスの政治・経済の不安定さにつながっている。
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(写真:chamo studio / Flickr [CC BY-NC-SA 2.0])





















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