
エジプトの首都を流れるナイル川。ナイル川は世界最長の河川であり、アフリカの10カ国を流れている。エジプト文明をはじめ、この地域では古代からこの川を中心に人々は生活を営んできた。現在もナイル川は飲用水、農業用水、水力発電、漁業、そして観光などの面で重要な役割を果たし続けている。
しかし現在、ナイル川の利用は持続可能なものではなくなっている。具体的には、人口の増加による水の需要増加、海面上昇による沿岸地域の侵食や洪水などの問題が挙げられる。その上エジプトの経済は脆弱であり、エジプト政府はこの問題に取り組むための経済的な余力に乏しい。
また、ナイル川ではプラスチック問題も深刻になっている。流域の人口増加に伴い廃棄物が増えている一方で、適切な処理がなされないまま廃棄されるゴミも多く、これがナイル川の汚染につながっている。プラスチックゴミはナイル川での生態系を破壊し、また漁業に重大な影響を与えることが懸念されている。
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(写真:Seita Morimoto / Flickr [CC BY-NC 2.0])





















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