カラフルに塗装されたトラックが道路を走っている。
デコレーションされたトラック、いわゆる「デコトラ」は南アジアや南米などでも見られるが、パキスタンのトラックはより派手なデコレーションが特徴だ。
パキスタンにおける「デコトラ」の起源は1920年頃まで遡るとされ、最大の都市カラチだけでも約5万人がトラックの装飾に関する職業に就いている。
デザインが派手であればあるほど、新たな顧客を獲得できると考えられており、ただのアートではなくビジネスにおける伝統として根付いているのだ。
パキスタンについてもっと知る→「パキスタンの隠れた紛争:バルチスタン」
(写真:Denis De Mesmaeker /Flickr[CC BY-NC-ND 2.0] )