赤道が通るガボン共和国で、大きな丸太を載せたトラックが熱帯雨林の山道を走り抜く。ガボンは環境保護の一環として、2010年に丸太の輸出を禁じており、木材製品の製造は国内で行われている。その他にも森林管理など、地球レベルでの環境保護の観点からみても意味のある政策を導入している。
しかし、ガボンは環境保護対策の他に貧困対策についても考えなければいけない低所得国だ。領土の88%が森林に覆われているこの国では、木材が経済成長をもたらす資源でもある。
ガボンはどこまで自国の森林を守ることができるのだろうか。
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(写真:jbdodane / Flickr [CC BY-NC 2.0])