パキスタンのフサイニ村付近を通るカラコルム・ハイウェイから見た景色。
手前には吊り橋、奥にはトポップダン山(6,016m)が見える。
トポップダン山は見た目が大聖堂のようで、別名カテドラル(大聖堂)とも呼ばれている。
この付近では2010年に大規模な地滑りがある、土砂が川をせき止めて全長約20㎞、深さ100mを超す湖が生まれた。
その時、村々や道路が水没。
吊り橋も流され、村の住民は避難を余儀なくされた。
現在では船で物や人の移動が行われるようになっている。
カラコルム・ハイウェイは古のシルクロードに沿って走り、パキスタンと内陸アジアを結ぶ。
全長1,300㎞。
周囲には6,000~8,000m級の山々が連なり、壮大な景色がお目にかかれる。
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(写真:TripDeeDee Photo/Shutterstock.com)