まっすぐに隊列をなしているこのラクダたちは今、アフリカのダナキル砂漠で塩を運んでいる途中である。
ダナキル砂漠はエチオピア北東部、エリトリア南部、ジブチ北西部に広がっており、昼夜の気温差が激しいことで有名である。夏の昼間には気温が50℃まで上昇するほどで、世界で最も暑い場所の一つとなっている。
ここではアファル人が多く居住しており、彼らは主に岩塩の採掘に従事している。厳しい環境下において、ラクダたちは人々の生活を広く支えているのだ。
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(写真:Fredy Thuerig / Shutterstock.com)