この特徴的な角をもつ動物は、アフリカに生息するクーズーという種である。雄には写真のような大きな角が生えており、また縞模様の体毛は外敵から身を守るカモフラージュの役割を担っている。
クーズーの角は、伝統的な儀式の道具や楽器としてアフリカで利用されてきた。また密猟者による過度な密猟によって、アフリカ広域に生息しているにも関わらず個体数を減少させている。自然保護区にもクーズーは生息しており、そこではトロフィーハンティングの対象とされている。
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(写真 : Thomas Gerhard / Flickr [CC BY-ND 2.0])