これはパキスタンの国花・ソケイ(学名:Jasminum grandiflorum)。
モクセイ科の常緑低木で、インド、ヒマラヤ地方が原産地となっている。この花からとれる香油をジャスミンと言い、香水やジャスミンティーの原料として使用される。
実はジャスミンがとれる花はソケイだけではなく、マツリカ(学名:Jasminum sambac)などもある。このマツリカは、インドネシアやフィリピンの国花となっている。
今夜はジャスミンティーを片手にパキスタンやインドネシア、フィリピンに思いをはせてみてはいかがだろうか。
パキスタンについてもっと知る→「債務奴隷とは?:パキスタンの厳しい現状」「パキスタンの隠れた紛争:バルチスタン」
インドネシアについてもっと知る→「インドネシア:5,500万人の生徒を抱える教育の現状」
フィリピンについてもっと知る→「愛する家族のために:フィリピンの出稼ぎ労働者の実態」
(写真:Jesús Cabrera / Flickr [CC BY 2.0])