カイエチュール滝:ガイアナの秘境

執筆者 | 2025年11月22日 | ICHIMAI World

このクローズアップ写真は、険しい砂岩の崖から落ちるカイエチュールの滝の激しい水流と、霧の中にかかる虹を捉えている。

カイエチュールの滝は、ガイアナ中央部の人里離れたポタロ=シパルニ地域にあり、ポタロ川沿いのカイエチュール国立公園内に位置する。滝は約226メートルの高さから一気に落下し、流量も常に多く、1秒あたり約663立方メートルに達することもあり、世界で最も水量の多い単一落下型の滝の一つと広く認められている。幅広に広がったり段々に落ちる多くの大きな滝とは異なり、カイエチュールは高さ、迫力、そして単独の落下という特徴を併せ持ち、世界の名瀑の中でも独自の存在となっている。

カイエチュールの滝は、ガイアナとベネズエラの間で長年続く領有権問題の対象となっている地域に位置している。滝とカイエチュール国立公園はガイアナが完全に管理しているが、ベネズエラはエセキボ川西側の地域を「グアヤナ・エセキバ」の一部として領有権を主張している。ガイアナは地域の完全な支配権を行使しているが、ベネズエラは引き続き主張を続けている。

 

ガイアナについてもっと知る→「ガイアナは資源の呪いから抜け出せるのか?

タンザニアでの国立公園の課題についてもっと知る→「タンザニア:『自然保護』で守られているものとは

 

(写真:Rapid Travel Chai / Wikimedia Commons [CC BY 3.0])

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