
これは、リベリアの女性農家が自分の作物を展示している写真である。彼女は、国連の機関である国連女性機関が行っている「女性から購入(Buy From Women)」プロジェクトに参加している。このプロジェクトは、女性の起業家や事業主の活動のエンパワーメントを目的とした、インターネット上のプラットフォームである。具体的には、女性事業主による市場参加や資金・情報へのアクセスを容易にすることに取り組んでいる。
リベリアは世界で最も貧しい国のひとつである。2016年時点の数値にはなるが、国際貧困ラインである一日あたり3米ドル未満で暮らす人々の割合は約33%、エシカルな貧困ライン(※1)である一日あたり7.4米ドル未満で暮らす人々の割合は約84%にものぼる。このなかにあって、リベリアの女性はさらなる不平等に直面している。女性は男性に比べて教育を受ける機会が制限され、そしてそのために不安定な労働に従事せざるを得なくなる。リベリアの女性の多くはインフォーマル経済(※2)のもとで働いており、法的保護が脆弱ななかで、わずかな収入に頼って生きている。
※1 GNVではエシカル(倫理的)な貧困ライン(1日7.4米ドル)を採用している。詳しくはGNVの記事「世界の貧困状況をどう読み解くのか?」参照。
※2 インフォーマル経済とは、法的枠組みで保護や認知されていない労働者や経済活動のことを指す。
ジェンダー不平等についてもっと知る→「ジェンダー不平等と世界」
西アフリカ地域についてもっと知る→「変容する西アフリカの国際関係」
(写真:UN Women Africa / Flickr [CC BY-NC-ND 2.0])





















0 コメント