イスラエル国防軍のデータストレージ

執筆者 | 2025年11月8日 | ICHIMAI World

これはイスラエル国防軍(IDF)が使用しているストレージアレイの写真である。ストレージアレイ(ディスクアレイとも呼ばれる)とは、複数のドライブをまとめて大量のデータを保存できるようにした装置で、中央の管理システムによって運用されている。

このストレージアレイは、IDFのコンピューティング・情報システムセンター(マムラム)によって使用されている。イスラエルとハマスの紛争が2023年に激化し、ガザでのイスラエルによるジェノサイドが進行する中で、IDFのデータ保存需要は急速に拡大した。IDFはガザの住民を対象とした大規模な監視や、爆撃の標的を選定するために、膨大なデータの収集と分析を行っていた。

当時のストレージシステムではこれらの目的を満たすことができなかったため、IDFはアマゾン、グーグル、マイクロソフト等が提供するクラウドサービスへの依存を強めた。これらの企業では、自社の技術がジェノサイドに利用されていることに抗議する社員たちが声を上げたが、多くの人々が解雇された。

 

ガザのジェノサイドとテック大手についてもっと知る→「ガザでみる企業の加担とメディアの沈黙

企業の加担と社員の抵抗についてもっと知る→「『正義の味方』:社員が立ち上がるとき

 

(写真:IDF Spokesperson’s Unit / Wikimedia Commons [CC BY-SA 3.0])

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