これは、「マスグーフ」という、イラクの伝統料理だ。
鯉の養殖が盛んなイラク。新鮮で大きな鯉を串刺しにし、焚火であぶって丸焼きにしたものだ。イラクで「アンバ」として知られるマンゴーソースや香辛料をかけて、パンと一緒に食べることが多いそうだ。
マスグーフで使う魚は鯉が主流だが、マスグーフは串焼きにする調理法を示す言葉で、海の魚を使うこともあるそうだ。川魚の流通が少ない日本でも、新鮮で大きな海の魚を使って、一度挑戦してみたい。
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(写真:David Stanley / Flickr [CC BY 2.0 DEED])