これは、アルバニアの首都ティラナにある国立歴史博物館の入り口に描かれたモザイク壁画である。「アルバニア人」というタイトルで描かれたこの壁画には、異なる時代のアルバニア人の姿がひとつに収められている。左側にはローマ帝国を始めとする侵略者への反抗の様子が、右側には第二次世界大戦の時代におけるイタリアとドイツのファシズムに対する闘争の様子が、そして中央には1980年代の労働者たちが共産主義の未来に向かって行進する様子が表現されている。
現在のアルバニアがある地域は、独立前後に多数の勢力の支配を経験した。アルバニアは現在にいたるまで、どのような歴史を歩んできたのだろうか。
アルバニアについてもっと知る→「歴史から抜け出せるか:アルバニア」
(写真:Dennis Jarvis / Flickr [CC BY-SA 2.0 DEED])