
「アンギラにようこそ(Welcome to Anguilla)」と書かれた看板がおかれている。一体、アンギラとはどこの国・地域なのだろうか。
そのヒントとなるのが、看板の右上にあるユニオンジャックが含まれた旗と看板下部にある「イギリス領カリブ海地域(british caribbean)」の文字。アンギラは、イギリスがカリブ海地域に持つ海外領土なのである。17世紀にイギリス人入植者によって植民地化されて以降、2025年現在に至るまでイギリスの統治下にある。イギリスのみならず西欧諸国は世界各地にこうした海外領土を持っており、アンギラの南方にはフランスとオランダが分割して領有するセント・マーチン島やフランス領サン・バルテルミー島がある。
そんなアンギラだが、近年ではこれまでとは異なった方法でお金を得ている。アンギラの収入は観光業と金融業によるものが多くを占めていたが、人工知能(AI)に関連する収益もそれに匹敵するようになった。それはアンギラに割り当てられた国別ドメインが「.ai」であるため、AI関連の事業を行う企業などがこぞってこのドメインを取得しようとするからだ。2020年からの5年間で「.ai」のドメイン取得数は18倍ほどになり、アンギラ政府は2024年にドメイン名の販売で国家収入の23%を得たそうだ。
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(写真:Jenni Konrad / Flickr [CC BY-NC 2.0])





















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