南アメリカ大陸の北部に広がる秘境、ギアナ高地。
そこには今も手付かずの自然があり、山頂が平らなテーブルマウンテン(現地語で「テプイ」)が続いている。
ギアナ高地の一部、ベネズエラのカナイマ国立公園には、多様な動植物が暮らす豊かな熱帯世界が広がっている。
ジャングルを抜けた所に世界最大の落差を誇る滝、「エンジェル・フォール」が見えてくる。
これは「アウヤンテプイ」から979メートルを一気に流れ落ちる滝。
パリのエッフェル塔の3倍もの高さから落ちる水は、高すぎて地上に落ちるころには全て水しぶきとなって消えてしまい、滝壺はない。
その荘厳さと迫力は、誰もが一度目にしたら忘れられない。
ベネズエラのことをもっと知る→ベネズエラ危機の概説
(写真:Luis Carillo/wikipedia CC BY 3.0)