
ゆらゆらと降下してくるパラグライダーに照準を合わせる大砲。もちろん現役の大砲ではないが、大砲の用途を考えると、思わず「危ない!」と言いたくなるような構図の写真である。写真が撮られた場所は、南太平洋のニューカレドニアである。ニューカレドニアは海を中心とした自然を観光資源としている。
この緑色の大砲は、かつて第二次世界大戦の際、自由フランス軍によるニューカレドニア防衛のためにオーストラリアから提供されたものである。ニューカレドニアは19世紀後半にフランス植民地に組み込まれて以降フランス領となっているが、独立運動が盛んな地域である。2025年7月には、フランス内に留まるものの、より大きな権限を持った国家内の国家となる合意をフランス政府と結んでいる。
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(写真:XPinger (Chris Sutton) / Flickr [CC BY-SA 2.0])





















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