海底での署名?:モルディブ

執筆者 | 2021年08月7日 | ICHIMAI World

海底でペンを持って記入しているこの不思議な光景は2009年、モルディブの大臣が「350.org」の宣言に署名している場面である。

350.orgとは、化石燃料から再生可能エネルギーへの完全な転換を目標に活動し、188か国に及ぶネットワークをもつ国際環境NGOである。その名の「350」は、大気中の安全な二酸化炭素濃度とされる350ppmにちなんでつけられた。

海抜の低い島々から成り立つモルディブは気候変動による差し迫った危機に直面する国の1つであり、島全体がまさにこの署名式のように海に沈んでしまう可能性も否定できない。署名から10年以上が経った現在でも危機から脱するどころか、水没という最悪の想定がより現実味を帯びてきている。

 

モルディブについてもっと知る→「モルディブ:楽園の政治

気候変動についてもっと知る→記事タグ:「Climate Covering Now

 

(写真:350 .org / Flickr [CC BY-NC-SA 2.0])

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