これはマレーシアのパン教室に通うロヒンギャ難民の女性たちの様子である。2010年以来、International Catholic Migration Commission(ICMC) はマレーシアの難民コミュニティと協力して、ジェンダーに基づく暴力の防止と対応に取り組んでいる。難民が経済的に自立できるよう、教育や職業訓練を提供することで、難民の地位向上に貢献しようとしている。このパン教室もその活動の一環として行われている。
しかし、近年、マレーシアでは、ミャンマーに強制送還される亡命申請者の数が増加している。マレーシアにおける難民や亡命申請者は今後どうなっていくのだろうか。
東南アジアの難民にもっとついて知る→「東南アジアにおける難民の現状」
(写真:International Catholic Migration Commission / Flickr [CC BY-ND 2.0])