この美しい金色に光る建物はラオスのルアンパバーンのメコン川流域に位置する国立王宮博物館の一部である。ラオスでは14世紀から数々の王国が勃興しており、この博物館は元々は1904年のフランス植民地時代にシーサワーンウォン王のために建てられた王宮である。1975年の王政崩壊後、王族が使用した家具や調度品、各国から送られた贈答品などが展示される博物館として一般に公開されるようになり、現在は世界文化遺産にも登録されている。
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(写真:Fedor Odegov/Flickr[CC BY 2.0 DEED ])