ここはジョードプル。
1459年、ラージプートの王によって建設されたインド西部の都市だ。
左側に見える住宅のうち、ほとんどの壁が青く塗られていることから
ブルーシティとも呼ばれる。
写真奥に見えるのが、メヘラーンガル城砦。
軍事基地、統治者たちの公邸、文学や音楽を保護する芸術の中心 など
この砦が果たしてきた役割は様々だ。
荒々しい外見とは裏腹に
内部には繊細な装飾がこと細かく施されている。
15世紀半ばから500年間以上にわたり、
この地の統治者たちが時代に合わせて改修、増築を行ってきた。
その結果、建物内部の装飾は様々な時代背景や建築様式を反映している。
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(写真:Marcel Toung /Shutterstock.com)