ここは、北アメリカ大陸と南アメリカ大陸の間に位置する共和国であるパナマ。その街中の建物は、黄や緑、青といった多様な色でペイントされている。こうしたカラフルな街並みは、中南米の国々でよく目にすることができる。こうした建築は、植民地支配を行った国の影響を強く受けているからだ。
1519年、スペインは中南米地域に進出し、8月15日にパナマという名の市が建設された。この時代の名残で、今でもパナマやその周辺地域ではこうした色鮮やかな建造物を目にすることができる。
パナマは、近年では2016年に、タックスヘイブンに関わる取引を記したパナマ文書が暴露されたことでも有名である。
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(写真:GTS Productions / Shutterstock.com)