これはウランガラスを用いて作られたグラスの写真である。緑がかった美しい色彩を放っている。この色彩を創出するための着色剤として、ウランが使用されている。
着色剤としての利用方法があるウランに関して、ウラン鉱業を国の主な産業としている国としてニジェールという国が挙げられる。ニジェールでのウラン採掘事業にはフランスが大きく関わっており、利潤の配分や健康被害等の問題が発生している。これらの問題が貧困の原因の一つとなっていると考えられる。
ニジェールのウラン採掘についてもっと知る→「ウラン採掘の実態:ニジェール」
アフリカの貧困についてもっと知る→「アフリカの貧困とその原因はどのように報道されているのか」
(写真:Larry Nutt / Flickr [CC BY 2.0])