こちらは、ウズベキスタンの首都・タシュケントとサマルカンド、ブハラの間を結ぶ路線で運行されている、アフラシャブ号という高速列車である。344kmあるタシュケント・サマルカンド間を約2時間で走行する。
車両の側面にも記載されている「アフラシャブ」という名前は、サマルカンド州に位置する遺跡に由来している。アフラシャブは、かつてサマルカンドの中心地として繁栄したが破壊され、現在では発掘調査の跡が見られる都市遺跡となっている。
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(写真:Adam Jones / Flickr [CC BY 2.0])