緑が広がる草原に似つかわしくないゴミが散乱している。これは、モンゴルのバヤンブーラルの草原の様子だ。モンゴルは美しい草原が広がっていることが知られているが、適切な処理を経ずにプラスチックが廃棄されているという現状がある。これらのプラスチックごみは景観を損ねるだけではなく、動物が餌と間違えて食べてしまうなどの悪影響をもたらしている。
モンゴルではさらに、鉱山開発や大気汚染などの環境問題も深刻になっている。草原に落ちているごみは、私たちにどのような示唆を与えているのだろうか。
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(写真:Seita Morimoto / Flickr [CC BY-NC-SA 2.0 DEED])