湖の向こう側に2つの奇抜なデザインの建物が見える。ここはスリランカの最大都市、コロンボのスレイブ・アイランドと呼ばれる一地域だ。
右側の建物は、2018年から順次オープンしたショッピング・住宅・ホテル・を兼ねる、コロンボシティセンターだ。そして左側に見える、一方が他方にもたれかかっているように見える建物は、2021年に完成した住宅建造物であるアルタイルだ。アルタイルは240メートルの高さを誇り、スリランカでも屈指の高層建築である。
このように発展を続けているように見えるスリランカだが、過去には紛争を経験しており、強権的な政治により報道の自由が脅かされているという現実がある。さらに2022年には、経済危機が引き金となって大規模な抗議活動が行われ、大統領が国外に脱出するなど、様々な問題を抱えている。
スリランカの紛争についてもっと知る→「変わりゆくスリランカ:紛争とその後」
スリランカの報道の自由についてもっと知る→「スリランカと報道の自由」
(写真:Dennis Sylvester Hurd / Flickr [CC0 1.0])