ケニアの首都ナイロビ。
そこにはアフリカ最大規模のスラム街「キベラスラム」が広がっている。
東京ドーム50個分の面積、
人口はおよそ100万人で、ナイロビ全体の人口の半数近くにのぼる。
キベラの中には電車も走っている。
一日3往復ぐらいの頻度で、ずらりと並ぶ露店の軒先すれすれを通り抜ける。
線路の上で遊んでいた子どもたちも、汽笛が聞こえてくると一時中断だ。
政府が建てた住宅地があるものの、人々は住み慣れたスラムに戻って行くという。
衛生問題や治安を改善しようと様々な団体やボランティアがこの地を訪れている一方で、貧しいながらも自分たちのペースで生活するキベラの人々の暮らしがあることを忘れてはいけないだろう。
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(写真: Aleksandar Todorovic/Shutterstock.com)