タバコの葉っぱを畑で乾燥させているインド南部のアンドラプラデシ州。インドはタバコの生産量、輸出量共に世界第2位だ。
葉っぱの望ましい乾燥状態を守るには、収穫のタイミングが大事となる。そのため、一気に収穫作業をしなければならず人手が必要。インドやアフリカなどでは、たばこメーカーによる搾取が蔓延しており、力関係を利用した低価格で取引され(アンフェアトレード)、農家が貧困から脱出できない。
結果的に、農家は自分の子どもたちを収穫作業などに巻き込まざるをえない。
たばこ問題についてもっと知る→「百害あって一利なし:世界にはびこるたばこ問題」
(写真:PJeganathan [CC BY-SA 4.0])