インドネシアの結婚式は独特だ。
1300もの民族が暮らしているこの国の結婚式は、各地の文化や伝統に影響され、多種多様な方法で挙行されている。
国の人口の約4割を占めるジャワ人の間では、「Pingitan (ピンギタン)」と呼ばれる慣習が残っている。この慣習は、将来花嫁に起こりうる危険を回避するために、花嫁が最長1ヶ月にわたって新郎と会わずに家で過ごすものである。この期間を経て、新郎が花嫁を迎え入れることをより強く望み、双方にご利益がもたらされると信じられている。
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(写真:Laura Lafond / Flickr [CC BY-NC 2.0])